3700の毎日に明かりを灯してくれたライトに、お別れを

10年間使った、無印良品の「LED持ち運びできるあかり」のお話。

Written BY

Reiko

Room Euphoria Brand Owner / Yoga teacher /Yoga Nidra therapist /Aromatherapist / 京都芸術大学で空間デザインを勉強中

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May 17, 2021

娘が生まれたその時に、我が家にやってきたライトが

先日点かなくなってしまいました。

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「おじいさんの時計」の100年まではいかないけど

約10年間、ベッドの隣で柔らかい明かりを放ってくれたのが

無印良品の 「LED持ち運びできるあかり 」。

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この商品を購入した多くの方と同じ様に、

娘が生まれた時、夜中に頻繁に授乳で起きると思ったので

そのために購入しました。

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これはその名の通り、持ち運びできるのでとても便利で。

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取り外して他の部屋に運んだり

キッチンなどに何かを取りに行く時などにも

大変役に立ちました。

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こんなふうに、かけておけるのも便利。

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最初は、もちろん新生児を育てていたので

夜中にしょっちゅう起きてはこのライトをつけ

眠い目を擦りながら授乳したり

おむつがえをしたものでした。

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今でこそ、娘のことは本当に可愛いと思っているし

「すごく良い親子関係築けてますよね」

と周囲の方から言っていただけることもありますが

実は最初からそうではなかったのです。

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ヤギさんとお話する娘。

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2010年。その当時北海道に住んでいた私は

神奈川にある実家に里帰り出産をすることに決めました。

私が産むことに決めたそのその産院はなぜか出産ラッシュ。

同じ時期の予定日の人が重なって

とても混雑している様でした。

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陣痛が来たその日も、助産師さんはとても忙しそうでした。

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出産ラッシュで赤ちゃんがたくさん

お母さんもたくさん入院しているのに

私と、同じ時間に陣痛が重なった妊婦さんがもう一人。

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それを、たった二人の助産師さんで捌いて(?)いたのです。

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一人は、既に生まれた赤ちゃんのお世話。

もう一人の助産師さんが、私ともう一人の方のお産を担ってくれました。

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14時過ぎに陣痛がきてから入院。

それからやっとの思いで22時近くになって娘は産まれたのですが

すぐ隣には、もうすぐ産まれるか・・・?という段階のもう一人の妊婦さん。

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当然、助産師さんはそちらにかかりきりになるので

オギャーと産まれて一瞬胸の上に娘を乗せてもらったかと思ったら

すぐに新生児室に連れて行かれて

それから約二時間ほども、私はひとりぽつーんと

分娩台の上に横たわったまま、放置されてしまったのです。

(そして無事に隣の方の出産を見守り。)

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赤ちゃんを隣に並べてしばらく感慨に浸るとか

外で待っていた家族と喜びを共有し合うとか写真を撮るとか

よく見るようなそんな光景を予想していたのですが

やっと家族に会えたのは深夜0時近く。

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それから、立ち上がることもできなかった私は車椅子に乗せられ

産婦人科病棟の部屋は満室だったので

整形外科?かなにかの病室に連れて行かれ

そのまま朝を迎えました。

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結局、娘に再開できたのは次の日のお昼近くだったんです。

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生まれた翌日、カピバラさんのぬいぐるみを置かれた娘。笑

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これが私の赤ちゃんなのか・・・?

恐る恐るおむつを替えたり、授乳してみたり。

どう接したらいいのかわからないし自分の体も辛かったしで

ぽかんとしたまま退院。

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家に帰ってからも、どうにも娘に愛着を感じることができず

(もちろん可愛いとは思っているのですが)

ふわふわとした感覚の中

宇宙人をお世話しているかの様に感じていました。

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それでも、新生児のお世話は続きます。

夜中に起きて、明かりを点けて、抱っこして、

授乳して、寝かしつけて。

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毎日毎日そんなことの繰り返しで

ほとんどワンオペで育児をしていた私は

本当に辛く、育児ノイローゼにもなりかけました。

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それでも、日々ぐんぐん育って行く娘

徐々に表情も出てきて動くようになっていき・・・

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とはいっても、そんな時期は一年ほどで終わりを迎えたので

その後はほとんど、普通のベッドライトとして活躍してくれました。

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横浜に住んでいた頃。

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それからの何年間も、いろんな夜がありました。

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幼稚園に入園した日。

お引っ越しをした日。

小学校に入学した日。

絵本を一緒に呼んで、幸せに眠りについた日。

悲しみに暮れて泣きながら布団に潜り込んでいた日_______。

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最初は初めての慣れない育児に加えて

娘への愛着感が湧かない自分に対して

悩み、葛藤し、自責の念に駆られたこともありましたが

毎日毎晩、お世話して行くうちにあっという間に娘は大きくなり

そんな悩みもだんだんなくなっていきました。

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出産した時のあの寂しさとか悲しさは

まだちょっぴりトラウマ的に残っている。

もっとあの瞬間の感動とか幸せを

ちゃんと味わいたかったなと思うこともけっこうある。

けれど、今はとても良い親子関係でいられていると思うので

まあ、良いかな。

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そんなわけで

生まれてから10年とちょっと

約3700のいろんな夜に寄り添って

私たちを照らしてくれたライト。

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たかがライト、なのですが愛着が湧いてしまって

点かなくなってしまってからも

1週間くらい手元に置いていました。

もう一度点かないかなと思って充電してみたりとかして。

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説明書を取り出して見ると

”光源寿命:約40,000時間”と書いてあります。

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例えば多く見積もって1日5時間点灯していたとしても

5×365×10=18,250時間なので

ちょっと短かった気がしますが・・・

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それでも、家電製品としては10年という寿命は

十分だったのかもしれません。

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というわけで、今寝室が真っ暗なので困っています笑

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特に持ち運ぶ用途は今はないので

別のものでもいいかなと思っているのですが

クチコミを見ていたら災害用に購入されている方もいたので

2代目購入を、今迷っているところです。

 

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無印良品のLEDライトさん、これまでどうもありがとう。

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無印良品のオンラインストアで、購入することができます↓

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